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歴史と実践

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2013年9月24日 (火)

9月22日 八重山日報

http://www.yaeyama-nippo.com/2013/09/21/19日の市議会一般質問で/

     19日の市議会一般質問で、沖縄のいわゆる「平和教育」を見直す必要性を訴えた玉津博克教育長の答弁を傍聴席で聞き、感慨深かった。自分自身が記者として学校現場の「平和教育」を取材してきた経験から、玉津氏と同じ問題意識を抱いてきたからだ◆玉津氏は「平和教育」の実態について「平和の尊さを教えると言いながら、戦争の悲惨さを強調する教育となっている。弊害は戦争に対する嫌悪感から派生する思考停止だ。現実の社会では、平和がいいと言ったところで戦争が忍び寄る」と指摘した。その通りである。玉津氏の発言に反発する声もあるというが、たぶん誤解だろう◆振り返ると、修学旅行では沖縄本島のガマ(壕)などを回り、沖縄戦で住民が逃げ惑った悲惨な話などを聞かされた。それは今でも貴重な思い出だ◆だが地元の石垣島で、故郷を守るために出撃した島出身の特攻隊長がいたことは、一度も教えられたことがなかった。空襲にさらされた陸軍白保飛行場を補修するため奮戦した「みのかさ部隊」の話も、一体どれだけの住民が知っているだろうか◆どうすれば戦争を防げるか、現実の脅威にどう立ち向かうか、という視点も平和教育には必要だ。多くの住民や教育関係者に玉津氏の問題意識を共有してほしい。

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