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2014年1月22日 (水)

1月16日琉球新報

八重山地区教科書問題、竹富町分離を検討
2014年1月16日
県教育委員会(宮城奈々委員長)は15日、1月定例会を開き、八重山教科書採択地区内で使用する中学公民教科書が一本化されていない問題について同一の意見を持つ市町ごとの採択地区分割を検討することを決めた。事実上、竹富町を石垣市、与那国町から分離させる方針だ。県教委が採択地区分割について検討するのは初めて。県教委は是正要求に対する疑問点や採択地区の分割についての見解を求める質問など6項目を質問書としてまとめ、同日、文部科学省にメールで送付した。16日に書面で送付する。
 教科書採択地区は市や郡、またはそれを合わせた地域で構成される。八重山教科書採択地区は石垣市と八重山郡(与那国町、竹富町)で構成される。県教委は具体的な分割案を示していないが、竹富町のみの採択地区とするには、知事が議会の議決を経て竹富町を八重山郡から新たな行政区分に組み入れる必要がある。
 質問書では採択地区の分割のほか「竹富町で教育の機会均等は阻害されていない」として、是正要求は不必要との認識を示している。さらに(1)検定に合格した2教科書の一方の採択を違法とすることは合理性がない(2)今後信頼に基づく公正な審議が行われなくなる(3)地方分権一括法案の付帯決議の趣旨を反映していない―などの問題が生じると訴えている。文科省は昨年11月に発表した教科書改革実行プランで「採択地区の設定単位を『市町村』に柔軟化する」ことを掲げており、質問書では是正要求がプランの方向性に反すると疑義を呈している。
 諸見里明県教育長は「(是正要求に対して)どうしても払拭できない疑問があった。文科省の回答を受けて、納得できる形で議論したい」と話した。

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